失敗か?成功か?

ヤラザル

2010年12月08日 10:59



   金星探査機「あかつき」が金星の軌道に乗ったか、

   のらないか、昨日から大変な騒ぎである。

   夕方にこんなに輝く星があるのか、と星のことを身近にした金星。

   その金星に人類が近づこうとしている。



   事業仕分けの影響か、200億円近いお金をつかったこの取り組みが

   金星の軌道に乗るか乗らないかで「失敗」「成功」を分けられようとしている。

   そんなの違うと思う。

   人類は始まった頃から星を見つめ、

   暦を作り、人生を占い、夢をたくしてきた。

   ガガーリンもスペースシャトルも銀河鉄道999も、

   この「あかつき」の冒険につながっている。

   エジプトの人もロシアの人も中国人もウチナンチューもつながっている。

   たとえ軌道に乗らなかったとしても

   この経験が必ず次の成功につながっている。





   僕らの工房は何年かに1度窯を作り直す。

   そのたびにより燃費のいい窯、

   よりきれいなガラスを作れる窯を目指して、さまざまな工夫をする。

   そのせいで前よりも悪い窯になったり、ルツボがすぐに割れてしまったりする。

   それでも工夫しないよりするほうがマシだと思う。

   琉球ガラスは全部で24工房ぐらいあるがその大部分が自分たちで窯を作る。

   そのみんなの工夫が積み重なって10年前よりは、

   今の琉球ガラスの窯の良さは上がっていると、

   自信をもって言える。






   今日は琉球ガラス生産・販売協同組合の会議がお昼からある。

   組合があるからより良く向上した。

   いい琉球ガラスの伝統が作られたと、後生の人達に言われるような

   真剣な会議にしていきたい。

   そして今晩は組合の工房の人達がみんな集まって

   大忘年会だ!

   思いっきりのむぞー!(^o^)丿(^o^)丿(^o^)丿

関連記事